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医の変革

岩波新書 新赤版 1959

出版社名 岩波書店
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-00-431959-7
4-00-431959-5
税込価格 946円
頁数・縦 230P 18cm

商品内容

要旨

コロナ禍で医学・医療は様々な課題に直面した。一方AI、ウェアラブル・デバイス、遺伝子治療などは、医療に大きな変革をもたらすと予測される。がん、新興・再興感染症、生活習慣病、さらには生命倫理、地域医療のあり方…。患者にとっての医療を考えつつ、日本医学会総会を機に各分野の専門家が今後を展望する。

目次

1 医学・医療を変えるテクノロジー(AIが切り拓く医学・医療
ウェアラブル超高感度センシング技術が切り拓く医療イノベーション
期待される遺伝子治療)
2 未解決の健康課題(未来のがん医療
新興・再興感染症の脅威とその解決に向けて
生活習慣病の未来と精密医療)
3 医療は社会をどう変えるか(Better Co‐Beingという視点から医療を考える
未来の医学・医療と倫理―科学の進歩に社会は追いつくか
新型コロナの教訓から考える、未来に向けての地域医療)
「医の変革」座談会

出版社・メーカーコメント

コロナ禍で医学・医療は多くの課題に直面した。一方、ビッグデータやAIなどの技術革新は医療に大きな変革をもたらすであろう。患者にとっての医療を考えつつ、日本医学会総会を機に各分野の専門家が今後を展望する。

著者紹介

春日 雅人 (カスガ マサト)  
1948年生まれ。1973年東京大学医学部卒業。東京大学医学部第三内科入局。米国国立衛生研究所。米国ジョスリン糖尿病センターに留学。東京大学医学部講師を経て、1990年神戸大学医学部教授。2008年国立国際医療センター研究所長。2012年国立国際医療研究センター理事長・総長。2017年同センター名誉理事長。2018年より公益財団法人朝日生命成人病研究所所長。第31回日本医学会総会会頭。2007年紫綬褒章受章。同年度武田医学賞受賞。2011年鈴木万平記念糖尿病国際賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)