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荒ぶるや

文春文庫 さ63−171 空也十番勝負 9

出版社名 文藝春秋
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-16-791980-1
4-16-791980-X
税込価格 847円
頁数・縦 334P 16cm

商品内容

要旨

京の都。祇園感神院の西ノ御門前で空也は、往来の華やかさに圧倒されていた。法被を着た白髪髷の古老が空也の長身に目をつけ、ある提案を持ちかける。姥捨の郷では眉月らが空也の到着を待ちわび、遠く江戸の神保小路ではおこんや磐音がその動向を案じる中、武者修行は思わぬ展開を迎えることに。そこへ、薩摩の影が忍び寄り…。

出版社・メーカーコメント

佳境を迎える武者修行。そこに、意外な誘いが−−姥捨の郷で空也を待つ霧子たち。しかし、空也は京で思いもよらぬ事態に遭遇していた。さらに薩摩に縁があるという武芸者の影が……。

著者紹介

佐伯 泰英 (サエキ ヤスヒデ)  
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)