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台湾の少年 4

民主化の時代へ

出版社名 岩波書店
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-00-061548-8
4-00-061548-3
税込価格 2,640円
頁数・縦 173P 23cm
シリーズ名 台湾の少年

商品内容

要旨

1970年代、蔡焜霖は大企業の國泰グループに新たな活躍の場を得て、美術館の設立や百科事典の創刊に携わる。蒋介石の没後も「戒厳」は続いたが、次第に政治運動が盛んになり、時代は民主化へ向かって激しく揺れ動いていった。だが緑島に収容された人びとの名誉回復がなされるまでには、さらに長い時間が必要だった。日本統治時代から戒厳令下の時代、民主化を経て現代まで、白色テロの傷を負いながら生き抜いたある個人の人生でたどる、激動の台湾現代史。シリーズ最終巻。

出版社・メーカーコメント

七〇年代、蔡焜霖(ルビ:さいこんりん)は大企業の國泰グループに新たな活躍の場を得て、美術館の設立や百科事典の創刊に携わる。蒋介石の没後も「戒厳」は続いたが、次第に政治運動が盛んになり、時代は民主化へ向かって激しく揺れ動く。だが緑島に収容された人びとの名誉回復がなされるまでには、さらに長い時間が必要だった。シリーズ最終巻。

著者紹介

游 珮芸 (ユウ ハイウン)  
台湾大学卒業後、お茶の水女子大学で博士号取得。台東大学児童文学研究所准教授。研究、教育のほか、児童文学の編集、創作、翻訳、評論に携わる
周 見信 (シュウ ケンシン)  
台北芸術大学卒業後、台東大学児童文学研究所博士課程在籍中。創作と児童文学と美術教育に関心がある。2016年に『小白』(郭乃文との共作)で信誼幼児文学賞を受賞したほか、多数の作品を手がける
倉本 知明 (クラモト トモアキ)  
香川県生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科修了。学術博士。台湾文藻外語大学准教授。専門は比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)