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中國硯大全 東京精華硯譜 3

宋代硯と太史硯

出版社名 平凡社
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-582-24737-4
4-582-24737-7
税込価格 4,180円
頁数・縦 83P 31cm
シリーズ名 中國硯大全

商品内容

要旨

硯齢一千年にも及ぶ宋代硯との出会いにより、強烈な衝撃を受けた著者が、終生古硯の世界にかかわり六十有余年。古硯の中でもとくに、この度紹介する宋代硯は道具としての機能に勝れるばかりでなく、何よりも東洋文化の美を極限にまで高めた格の高さがあり、精神遺産としても高く評価された文人の象徴、「無用の用」として存在するものです。本書では宋代硯とともに、掌硯と古硯の中でも最も美しい太史硯の各種を紹介。『中國硯大全』全3巻を通して、中國硯の真の普及と発展につながればと願っています。

目次

1 宋代硯(宋代の歙州硯
宋代の端硯 ほか)
2 掌硯
3 明代の歙州硯
4 太史硯(端石の太史硯
歙州の太史硯 ほか)

出版社・メーカーコメント

中国硯研究の第一人者による長年の研究・収集の集大成(全3巻)。著者の世界的コレクションから、旧著で未収録の品も含め多数掲載。

著者紹介

楠 文夫 (クスノキ フミオ)  
昭和13年(1938年)2月15日、東京の書道用品販売の老舗「精華堂」の次男として生まれ、硯の研究に取り組む。平成2年(1990年)に独立し、「硯の研究室」と株式会社イエンタイを創設。東京藝術大学、岩手大学、大東文化大学等の講師を歴任。現在「硯の資料室」室長、株式会社イエンタイ代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)