• 本

源氏物語の顕現

出版社名 武蔵野書院
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-8386-0771-6
4-8386-0771-7
税込価格 11,000円
頁数・縦 509,18P 22cm

商品内容

目次

1 若きいろごのみの蹉跌(そのそこの夕顔―「夕顔」巻における「心あてに」歌の解釈をめぐって
門前の随身―夕顔物語の始発をめぐって ほか)
2 仮構される聖代(池のほとりの光源氏―「少女」巻の放島の試みを起点として
野に行く冷泉帝―「行幸」巻の大原野行幸をめぐって ほか)
3 苦悩する巨人(光源氏の退屈―高崎正秀の源氏物語論をたどりつつ
女三宮のなつかぬ唐猫―柏木物語におけるその位相をめぐって ほか)
4 情念のゆくえ(“もののけ”の幻影―柏木の絶筆をめぐって
柏木の文袋―封じ込められた最後の手紙をめぐって ほか)
5 終わりゆく世界(朧月夜の退場―「若菜下」巻における「作物所」をめぐって
紫上の二条院―「若菜下」巻における転居を起点として ほか)

著者紹介

竹内 正彦 (タケウチ マサヒコ)  
長野県生まれ。國學院大學大学院博士課程後期単位取得退学。博士(文学)。群馬県立女子大学文学部国文学科講師・准教授、フェリス女学院大学文学部日本語日本文学科教授等を経て、國學院大學文学部日本文学科教授。専門分野は『源氏物語』を中心とした平安朝文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)