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ノモンハン戦記を読み解く

出版社名 社会評論社
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-7845-1382-6
4-7845-1382-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 212P 19cm

商品内容

要旨

1939年夏に勃発した満洲国(日本)とモンゴル人民共和国(ソ連)間の国境紛争。その戦史を紐解くと、現代日本の政官界の「改竄」「抹消」「隠蔽」の原型を見ることができる。まさに「歴史は現在と過去の対話」(E・H・カー)である。

目次

第1話 ノモンハン戦の勝敗
第2話 張鼓峯事件と第一次ノモンハン戦
第3話 日本軍のノモンハン戦敗因
第4話 ソ蒙軍の八月大攻勢と関東軍の九月反攻構想
第5話 政治粛清とジューコフ
第6話 モンゴル族兵士たちのハルハ川戦
第7話 欺瞞のノモンハン報道
第8話 欺瞞の戦後処理
第9話 ハルハ川の主戦場と戦跡
第10話 ハルハ川戦勝記念
終話 ウクライナ紛争に問題提起

出版社・メーカーコメント

1939年夏に勃発した満洲国(日本)と モンゴル人民共和国(ソ連)間の国境紛争。その戦史を紐解くと、現代日本の政官界の 「改竄」「抹消」「隠蔽」の原型を見ることができる。 まさに「歴史は現在と過去の対話」(E・H・カー)である。【余禄】隠蔽された記憶遺産 モンゴル抑留吉村隊「暁に祈る事件」

著者紹介

佐々木 健悦 (ササキ ケンエツ)  
モンゴル研究家。1947年、宮城県志田郡三本木町(現・大崎市三本木)に生まれる。東京外国語大学モンゴル語学科を卒業、同大ロシア語学科に学士入学在籍、その後、千葉県下の高校で英語教員。2008年3月退職。同年4月からモンゴル国の大学で、約1年間、日本語教師を務めた。その後、ウランバートル市の『モンソダル』社でモンゴル語日本語辞典の編纂に携わった。2010年7月からモンゴル国営モンツァメ通信社に勤務し、日本語週刊紙『モンゴル通信』の編集翻訳と日本語監修に従事、2012年8月退職。「消される記憶遺産―モンゴル抑留吉村隊『暁に祈る』事件」で第7回石橋湛山平和賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)