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ラカン主体の精神分析的理論 極限の思想

講談社選書メチエ le livre

出版社名 講談社
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-06-523979-7
4-06-523979-6
税込価格 3,190円
頁数・縦 442P 19cm

商品内容

要旨

ラカンという「思想」への愛の証言。主体の「原因」への遡行。“他者”へ、そしてその裂孔から、現実界へ。

目次

序章 精神分析家ラカンの軌跡
第1部 アリストテレスにおける「原因」(四つの原因
アウトマトンとテュケー
質料と偶然)
第2部 ラカンにおける原因と対象(シニフィアン因果性の三平面
ラカンにおけるテュケー
原因としての真理、対象の機能)

出版社・メーカーコメント

フロイトの諸概念、アリストテレスの原因論を再検討しラカンが語る〈他者〉と主体の因果性。内部に欠如を含む〈他者〉の働きとは。

著者紹介

立木 康介 (ツイキ コウスケ)  
1968年生まれ。京都大学文学部卒業。パリ第八大学精神分析学科博士課程修了。現在、京都大学人文科学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)