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想像する身体 上

身体イメージの変容

日文研・共同研究報告書 172

出版社名 臨川書店
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-653-04631-8
4-653-04631-X
税込価格 4,730円
頁数・縦 319,10P 22cm
シリーズ名 想像する身体

商品内容

要旨

感染症、胎児観、中国医学、境界としての身体。人文・社会科学と自然科学の叡智を結集し、これまでの既存の身体イメージを問い直す。

目次

第1部 感染症を考える(疫病の語彙―病因としての「毒」と「虫」
安政六年京都のコレラ流行と御千度
「何より清潔、よく顔を洗へ」―近代日本におけるトラホームについて ほか)
第2部 産む身体・産まれる身体(妊婦と胎児の身体を可視化する―明治時代初期の錦絵を中心に
死体から生まれた赤子―戯作に見る母と子の身体
「もの言う赤子」と予言する身体―鬼子、予言児、件の系譜 ほか)
第3部 身体を把握する(異相と観相と肖像画―『論衡』の受容と男女の相に関連して
生と死の境界―江戸時代鍼灸銅人形における身体観念
境界としての身体―外邪・怪異と内なる神々の交錯するトポス ほか)

著者紹介

安井 眞奈美 (ヤスイ マナミ)  
国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授。民俗学、文化人類学
マルソー,ローレンス (マルソー,ローレンス)   Marceau,Lawrence E.
イタリア東方学研究所研究員、立命館大学アート・リサーチセンター客員協力研究員。近世日本文学・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)