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私たちの金曜日

角川文庫 あ250−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-04-113220-3
4-04-113220-7
税込価格 814円
頁数・縦 243P 15cm

商品内容

要旨

ストレスから職場を転々とする会社員、小壜をロッカーに隠し置くミステリアスな同僚、上京した売れない地下アイドル、30歳の誕生日を迎えた小説家、育ち盛りの子供を抱える自衛官のパイロットなど…思い通りに仕事をすることが叶わないなかで働く様々な女性たちを描いた短編7作品を収録。周りと比べたり、羨んだり、もう辞めてやると思ったり。それでもなぜ、私たちは働くのか。「働く」の今を知るためのアンソロジー。

出版社・メーカーコメント

働くって大変だけどたまに面白い。自分らしい働き方を探すアンソロジー。会社員、アイドル、パイロット、作家など……自分の思い通りに仕事をすることが叶わない社会のなかでも、懸命にしたたかに働く様子を描いた、読むと勇気づけられるアンソロジー。

著者紹介

有川 ひろ (アリカワ ヒロ)  
高知県生まれ。第10回電撃小説大賞『塩の街wish on my precious』で2004年デビュー。2作目『空の中』が絶賛を浴び、『図書館戦争』シリーズで大ブレイク。19年「有川浩」から「有川ひろ」に改名
恩田 陸 (オンダ リク)  
1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞および本屋大賞、06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で直木賞および本屋大賞を受賞する
桐野 夏生 (キリノ ナツオ)  
1951年生まれ。99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞、10年、11年に『ナニカアル』で島清恋愛文学賞と読売文学賞をダブル受賞。15年紫綬褒章を受章
田辺 聖子 (タナベ セイコ)  
1928年大阪府生まれ。樟蔭女専国文科卒。64年『感傷旅行』で芥川賞、87年『花衣ぬぐやまつわる…』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、94年菊池寛賞、98年『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞、99年読売文学賞を受賞する。2000年文化功労者に。08年には文化勲章を受章。19年、91歳で永眠
三宅 香帆 (ミヤケ カホ)  
1994年生まれ。高知県出身。大学院在学中に書籍執筆を開始し、作家・書評家として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)