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悪意の科学 意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか?

出版社名 インターシフト
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-7726-9578-7
4-7726-9578-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 269P 19cm

商品内容

要旨

悪意の力を明かし、人間観をくつがえす傑作!悪意はなぜ失われずに進化してきたか?悪意をもたらす遺伝子、脳の仕組みとは?なぜ自分に害が及んでも意地悪をするのか?善良な人まで引きずり下ろそうとするわけ。悪意と罰の起源とは?悪意にはどのような効用・利点があるか?悪意をコントロールするには?…脳科学・心理学・遺伝学・人類学・ゲーム理論などの最新成果を駆使して、まったく新しい人間観が示される…

目次

はじめに 人間は4つの顔をもつ
第1章 たとえ損しても意地悪をしたくなる
第2章 支配に抗する悪意
第3章 他者を支配するための悪意
第4章 悪意と罰が進化したわけ
第5章 理性に逆らっても自由でありたい
第6章 悪意は政治を動かす
第7章 神聖な価値と悪意
おわりに 悪意をコントロールする

出版社・メーカーコメント

●嫌がらせ、意地悪・・人間の心の闇にひそむ悪意は、 なぜ進化し社会を動かしているのか?  ・・悪意の起源から驚きの効用まで、人間観をくつがえす傑作● 人間関係、ビジネス、政治、SNS、神話、文学、テロ、宗教・・・具体例をもとに、悪意の力を解き明かす。 ・悪意はなぜ失われずに進化してきたか?・悪意をもたらす遺伝子、脳の仕組みとは?・なぜ自分に危害が及んでも意地悪をするのか?・善良な人まで引きずり下ろそうとするわけ・「共感」は人間が本来持っている性質か?・悪意と罰の起源とは?・悪意にはどのような効用・利点があるか?・悪意をコントロールするには? ・・・脳科学・心理学・遺伝学・人類学・ゲーム理論などの最新成果を駆使して、まったく新しい人間観が示される。 ★ニューヨークタイムズ激賞ーー「挑戦的で奥深く、しかも楽しめる!」★「実に驚くべき洞察だ!」ーーデビッド・ロブソン『The Intelligence Trap』著者★「人間の社会行動における必読書」 ーーパトリック・フォーバー(タフツ大学、生物哲学・准教授)

著者紹介

マッカーシー=ジョーンズ,サイモン (マッカーシージョーンズ,サイモン)   McCarthy‐Jones,Simon
ダブリン大学トリニティ・カレッジの臨床心理学と神経心理学の准教授。さまざまな心理現象について研究を進めている。幻覚症状研究の世界的権威。『ニュー・サイエンティスト』『ニューズウィーク』『ハフポスト』『デイリー・メール』『インディペンデント』など多くのメデイアに寄稿。ウェブサイト『The Conversation』に発表している論評は100万回以上閲覧されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)