ウクライナに行ってきました ロシア周辺国をめぐる旅
出版社名 | 彩図社 |
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出版年月 | 2023年2月 |
ISBNコード |
978-4-8013-0645-5
(4-8013-0645-4) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 206P 19cm |
商品内容
要旨 |
旅行作家が見たウクライナ戦争。ウクライナ、ハンガリー、ポーランド、沿ドニエストル共和国、モルドバ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ブルガリア…旧ソ連衛星国の日常や生活はどうなっているのか? |
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目次 |
第1章 戦時下の『ウクライナ』に行ってきた |
出版社・メーカーコメント
「ウ〜 ウ〜 ウ〜」耳元でなにか大きな音がする。時刻は夜中の2時で、俺は移動の疲れから2時間前にベッドに崩れ落ちていた。うるさいな、なんだよと思うものの、連日の移動で今自分がどこにいるかさえわからなくなっている。最初は高校野球の甲子園で鳴るサイレンに聞こえた音が、しだいに不快な警告音に感じられた。これは只事じゃないと反射的に飛び起きて窓を開ける。向かいのマンションの灯りがつき、ホテルのスタッフが現地語でなにか宿泊客に叫んでいる。そうだ。今、俺は戦時下のウクライナのリビウにいるのだ。鳴りやまない音は、初めて生で聴く空襲警報だった。(「まえがき」より)ウクライナ侵攻から約半年後のウクライナ、そしてロシア周辺国をめぐる、旅行作家・嵐よういちの最新作!