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「暗橋」で楽しむ東京さんぽ 暗渠にかかる橋から見る街

出版社名 実業之日本社
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-408-65038-8
4-408-65038-2
税込価格 2,420円
頁数・縦 175P 21cm

商品内容

要旨

23区には数千本の暗橋がある!暗橋と暗渠をたどるモデルコース収録。

目次

ようこそ「暗橋」の世界へ 暗橋とは何か
第1部 歩いて愉しむ「暗橋さんぽ」編(暗橋散歩モデルコース
東西南北暗橋探訪
23区勝手に暗橋コンテスト!)
第2部 暗橋を理解する「暗橋資料」編(暗橋が秘めるものがたり
データから見る暗橋の名前
暗橋、その名の由来を探る
残り方から見る暗橋)

出版社・メーカーコメント

川が地中化(暗渠化)されて橋の使命は終えたのに、いまだその姿を留めている橋がある。それを「暗橋(あんきょう)」と呼ぼう。明確な暗渠だけじゃない、思いもよらぬ場所に「橋の痕跡」があったりする。なぜ残されたのか。なぜ残されなかったのか。暗渠をたどって浮かび上がってきた、橋と川を見つめる人たちの思い、橋自身の物語。23区に存在する暗橋は数千本。あなたの身近なところにも、暗橋は、きっとある。【主な内容】●暗橋散策モデルコース<渋谷・銀座・浅草・深川>・パワーの源泉を探る 渋谷川さんぽ・銀座で橋づくし銀ブラさんぽ・ぐるり浅草・暗橋さんぽ・人情のまち深川でメタリック暗橋さんぽ●東西南北暗橋探訪<葛飾・北烏山・六郷・板橋>・東 葛飾区・平和橋通り 暗橋ドラゴンクエスト・西 北烏山 暗橋密集地帯を行く・南 六郷用水 ゴージャス暗橋さんぽ・北 板橋区、北端に埋もれる宝物を探しに●23区 勝手に暗橋コンテスト●暗橋が秘めるものがたり・橋の始まりと祈り 渡り初めと橋供養・最も多くのものがたりを持つ橋、数寄屋橋・なみだ橋とは何か・橋の保存と願い●暗橋と名前の謎、残り方や名前のデータ分析!・橋の名は、こんなふうにできている・こんな橋の名が多かった・橋の名付けかたあれこれ・記号橋の順序・23区暗橋分類・分類からこぼれ落ちる暗橋たち

著者紹介

〓山 英男 (タカヤマ ヒデオ)  
中級暗渠ハンター(自称)。栃木県生まれ。日本地図学会会員。本職は広告会社のマーケターで、日本マーケティング協会マーケティングマスター。分類や分析が大好きで、それを元にフレームワークを作るのが趣味。2009年6月に突然「自分の心の中にある暗渠」に気づいたのがきっかけで暗渠にハマる。2015年以降は吉村とコンビで著述をする機会が多いが、トーク等イベントの際は二人まとめてユニット名「暗渠マニアックス」を名乗っている
吉村 生 (ヨシムラ ナマ)  
深堀型暗渠研究家。本業の傍ら暗渠探索に勤しみ、暗渠のツアーガイドや講演なども行う。郷土史を中心とした細かい情報を積み重ね、じっくりと掘り下げていく手法で、暗渠の持つものがたりに耳を傾けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)