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人が働くのはお金のためか

青春新書INTELLIGENCE PI−652

出版社名 青春出版社
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-413-04652-7
4-413-04652-8
税込価格 1,210円
頁数・縦 248P 18cm

商品内容

要旨

グローバル化の進展とともに富の偏在は進み「21世紀の資本」は凄まじい規模と速度で国境を越え、暴利をむさぼる。21世紀の労働者たちは今、「働くこと」とどう向き合うべきか―。「人はなぜ働くのか」、探求の旅に出る。

目次

序章 「21世紀の労働」に目を向けるわけ
第1章 湧き上がる「人はなぜ働くのか」論
第2章 2つの「人はなぜ働くのか」論を比べてみれば
第3章 日本の21世紀の労働者たちが当面している状況
第4章 かつて人々はどう働いていたのか
終章 「21世紀の労働」を呪縛から解き放つために

出版社・メーカーコメント

グローバル化の進展とともに富の偏在は進み、「巨大資本」は凄まじい規模と速度で国境を越え、暴利をむさぼる。「ヒト」が「カネ」を使うのではなく、「カネ」が「ヒト」をこき使う、恐ろしい時代。結局、経済は「カネ」が全てなのか…?「人間を不幸にし人権を侵害するようであれば、その活動は経済活動ではない。まがい物の経済活動だ」と、筆者は語気を荒げる。そして経済活動の根本である「労働」に目を向け、「人は、そもそも何のために働くのか」という根源的な問題に、真っ向から向き合います。労働の歴史、偉大な思想家たちの労働への考え方を分析した上で浜矩子が提言する、「21世紀の労働」論!

著者紹介

浜 矩子 (ハマ ノリコ)  
1952年、東京都生まれ。一橋大学経済学部卒。三菱総合研究所初代英国駐在員事務所所長、同社政策・経済研究センター主席研究員などを経て、2002年より同志社大学大学院ビジネス研究科教授。エコノミスト。専攻はマクロ経済分析、国際経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)