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大奥の御幽筆 あなたの想い届けます

ことのは文庫

出版社名 マイクロマガジン社
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-86716-393-1
4-86716-393-7
税込価格 792円
頁数・縦 287P 15cm
シリーズ名 大奥の御幽筆

NetGalley 会員レビュー

図書館関係者

おすすめ度おすすめ度★5

欠点だと思っていた個性が、環境が変わり強みになるストーリーにワクワクし元気が出ました。人と違う特徴を持っていても、誰しも活躍の場があるのだと勇気づけられます。雪が舞う情景が寒さの厳しい今の時期にぴったりなのも良かったです。続編が出るのも楽しみです。

書店関係者

おすすめ度おすすめ度★5

大奥という場所、霊の見える目を持つ主人公、シンデレラストーリー!ワクワクする要素がたっぷり詰まった作品で、読んでいてすごく楽しかったです!亡霊騒動の謎が解けてきての終盤は、我慢なんて出来ずに号泣してしまいました。あの展開はずるいです…!そして主人公の誰かの為に何かをしたいという優しい気持ちが伝染して、読み終えた後はなんだか私まで優しい気持ちになれました。あとは佐之介さんの謎。どうして彷徨っているのか、失くした記憶は?などなど気になるところで終わったので、続編に期待しています。里沙の成長ももっともっとみたいです!

書店関係者

おすすめ度おすすめ度★4

手書きの文章を書く機会は減っていますが、手書きに気持ちがこもることを改めて思い出しました。特別を特別として見ずに受け止め、受け入れてくれる人がいる、本当の自分を見てくれる人がいる心強さや大切さが伝わってくる、そんな物語でした。続きも是非読んでみたいと思う作品です。

上記レビューの提供元:NetGalley(株式会社メディアドゥ)

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商品内容

要旨

亡霊が見えるせいで呪われた子だと家族から罵られてきた里沙。自分の力を忌避し、生きる意味を見失いかけていた彼女を繋ぎ止めたのは、奥勤めをしている叔母・お豊からの一通の手紙だった。『そなた、大奥へ来ぬか―』そこは男子禁制で全てのお役目を女が勤め、皆いきいきと働いているという。こんな私でも誰かの役に立てるのならばと、お豊の力添えで奥女中となる決意をする里沙だったが、そこでは、とある亡霊騒ぎが起きていて―。霊視の力を持つ奥女中・里沙と記憶を失った侍の亡霊・佐之介が、大奥に現れる亡霊たちの心残りを解き明かす、感動のお江戸小説。魔法のiらんど泣ける文芸小説コンテスト入賞作!!

出版社・メーカーコメント

記憶を失った侍の幽霊・佐之介と霊視の力を持つ奥女中・里沙が、大奥に現れる幽霊たちの心残りを解き明かす、感動のお江戸小説。

著者紹介

菊川 あすか (キクカワ アスカ)  
2017年スターツ出版から『君が涙を忘れる日まで。』でデビュー。江戸時代好きがきっかけで大奥の物語を書き、泣ける文芸小説コンテストに応募、受賞に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)