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11人の考える日本人 吉田松陰から丸山眞男まで

文春新書 1397

出版社名 文藝春秋
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-16-661397-7
4-16-661397-9
税込価格 1,210円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

迫り来る西洋近代の脅威。日本はいかにして自分を保てるのか?これは現代も変わらない、この国が抱える難問だろう。幕末を生きた吉田松陰、福沢諭吉から、昭和の戦争に直面した小林、西田、丸山まで、「考える日本人」の思想と生き方に学ぶ。

目次

吉田松陰―尊王と軍事リアリズム
福沢諭吉―今も古びない「お金の思想」
岡倉天心―エリート官僚が発見した「アジア」
北一輝―未完の超進化論
美濃部達吉―大正デモクラシーとしての天皇機関説
和辻哲郎―ポスト「坂の上の雲」時代の教養主義
河上肇―「人間性」にこだわった社会主義者
小林秀雄―天才的保守主義
柳田國男―「飢え」に耐えるための民俗学
西田幾多郎―この世界のすべてに意味はある
丸山眞男―戦後民主主義の「創始者」として

出版社・メーカーコメント

吉田松陰は国防のために、幕府を倒した? すべてをお金で説明する福沢諭吉が今も読まれる理由とは? 趙進化論者、北一輝は天皇のカリスマに賭けた? 小林秀雄はひとつのことしか言っていない? 日本が抱えた難問に答えを出した「考える日本人」。これだけ押さえれば近代日本がわかる。

著者紹介

片山 杜秀 (カタヤマ モリヒデ)  
思想史研究者、慶應義塾大学教授。1963年宮城県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)