• 本

総合政策学の方法論的展開

シリーズ総合政策学をひらく

出版社名 慶應義塾大学総合政策学部
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-7664-2872-8
4-7664-2872-2
税込価格 2,750円
頁数・縦 248P 22cm

商品内容

要旨

方法論のこれまでの「転回」とこれからの「展開」をとらえる。総合政策学にはどのような方法があるのか。新しい分野を切り拓きつつ、さまざまな立場の研究方法が併存するなかで、総合政策学の革新と創造は「いかにリアリティに迫れるのか」という一点に向かっている。第一線で活躍する執筆陣が、方法論をめぐる壮大な旅へといざなう。

目次

座談会 総合政策学の方法をめぐって
第1章 実践知の学問の方法論
第2章 新しい方法、新しい学問、そして、未来をつくる―創造実践学の創造
第3章 数学と総合政策学
第4章 フィールドワークの学と術
第5章 中立性神話―臨床から教育現場へ
第6章 分野横断型研究の方法論
第7章 歴史社会学の方法論―社会科学に歴史は必要か
第8章 「開かれたオーラルヒストリー」の実践と方法
第9章 働くことを通じたウェルビーイングの推進―産業保健心理学にもとづく実証研究と実践活動
第10章 「よく生きる(ブエンビビール)」という理念を問い直す―先住民の言葉と視点から何を学ぶことができるか

出版社・メーカーコメント

総合政策学の方法には様々な立場があり、社会事象の把握、政策の評価など、各分野で多様な研究手法が優劣なく併存している。こうした手法の精緻化、革新と創造は、「いかにリアリティに迫れるのか」という共通する一点に向かっている。本書では、魅力的な執筆陣が方法論に対する先端的取り組みを紹介する。

著者紹介

桑原 武夫 (クラハワ タケオ)  
慶應義塾大学総合政策学部教授。専門分野:マーケティング、消費者研究。慶應義塾大学大学院政社会学研究科後期博士課程修了。博士(社会学)
清水 唯一朗 (シミズ ユウイチロウ)  
慶應義塾大学総合政策学部教授。専門分野:日本政治外交史、オーラルヒストリー。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得、退学。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)