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死神の棋譜

新潮文庫 お−49−4

出版社名 新潮社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-10-128424-8
4-10-128424-5
税込価格 880円
頁数・縦 441P 16cm

商品内容

要旨

初夏、名人戦の最中に詰将棋の矢文が見つかった。その「不詰めの図式」を将棋会館に持ち込んだ元奨励会員・夏尾は消息を絶つ。将棋ライターの“私”は、同業者の天谷から22年前の失踪事件との奇妙な符合を告げられ、かつての天谷のように謎を追い始めるが―。幻の「棋道会」、北海道の廃坑、地下神殿での因縁の対局。将棋に魅入られた者の渇望と息もつかせぬ展開が交錯する究極のミステリ!

出版社・メーカーコメント

初夏、名人戦の最中に詰将棋の矢文が見つかった。その「不詰めの図式」を将棋会館に持ち込んだ元奨励会員・夏尾は消息を絶つ。同業者の天谷から22年前の失踪事件との奇妙な符合を告げられた将棋ライターの〈私〉は、かつての天谷のように謎を追い始めるが――。幻の「棋道会」、北海道の廃坑、地下神殿での因縁の対局。将棋に魅入られた者の渇望と息もつかせぬ展開が交錯する究極のミステリ!

著者紹介

奥泉 光 (オクイズミ ヒカル)  
1956(昭和31)年山形県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。同大学院修士課程修了。’93(平成5)年『ノヴァーリスの引用』で野間文芸新人賞、瞠目反文学賞、’94年『石の来歴』で芥川賞、2009年『神器―軍艦「橿原」殺人事件』で野間文芸賞、’14年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞、’18年『雪の階』で柴田錬三郎賞、毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)