黄色い家
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2023年2月 |
ISBNコード |
978-4-12-005628-4
(4-12-005628-7) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 601P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2023年
第75回
読売文学賞 小説賞受賞 |
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要旨 |
2020年春、惣菜店に勤める花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。60歳になった彼女は、若い女性の監禁・傷害の罪に問われていた。長らく忘却していた20年前の記憶―黄美子と、少女たち2人と疑似家族のように暮らした日々。まっとうに稼ぐすべを持たない花たちは、必死に働くがその金は無情にも奪われ、よりリスキーな“シノギ”に手を出す。歪んだ共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解へ向かい…。善と悪の境界に肉薄する、今世紀最大の問題作! |
出版社・メーカーコメント
十七歳の夏、親もとを出て「黄色い家」に集った少女たちは、生きていくためにカード犯罪の出し子というシノギに手を染める。危ういバランスで成り立っていた共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解し……。人はなぜ罪を犯すのか。世界が注目する作家が初めて挑む、圧巻のクライム・サスペンス。