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メディアは「貧困」をどう伝えたか 現場からの証言:年越し派遣村からコロナショックまで

出版社名 同時代社
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-88683-938-1
4-88683-938-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 287P 19cm

商品内容

要旨

テレビ報道からSNSまで―。「貧困」の実相は伝わっているのか?「ネットカフェ難民」「派遣村」「コロナ貧困」などの現場を取材してきた著者が、「貧困報道」の変遷を詳細に分析し、問う。そして、支援活動の当事者やその活動を伝えるジャーナリストらの証言を通して、高度成長期以降の日本社会に巣くう病理に迫る!

目次

第1部 貧困問題をメディアはどう伝えたのか?(ワーキングプアとネットカフェ難民
日本の貧困を可視化させた「派遣村」
集中豪雨のような「生活保護バッシング」報道
コロナショックで再び貧困が問題化
SNS時代の「貧困」の伝え方 ほか)
第2部 証言:2つの「貧困」の時代をどう見るのか(湯浅誠 「派遣村村長」「反貧困の男」のイメージを背負って
東海林智 活動する側にも参加する異色の“貧困ジャーナリスト”
清野賢司 “東京・豊島区ローカル”で困窮者支援を続ける
藤田孝典 「下流老人」はあなたの問題だと訴えたい
奥田雅治 「労働問題で企業名を出すのは当たり前」 ほか)

著者紹介

水島 宏明 (ミズシマ ヒロアキ)  
1957年、北海道生まれ。東京大学法学部卒業。札幌テレビでニュース取材やドキュメンタリー番組の制作に携わる。日本テレビ系列(NNN)のロンドン特派員、ベルリン支局長を経て、2003年、日本テレビに転籍。「NNNドキュメント」ディレクター兼「ズームイン!SUPER」解説キャスターを兼務し、「ネットカフェ難民」の名付け親として貧困問題などの報道に従事する。2007年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2012年から法政大学社会学部メディア社会学科教授。2016年から上智大学文学部新聞学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)