• 本

イタリア暮らし

出版社名 集英社インターナショナル
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-7976-7426-2
4-7976-7426-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 252P 20cm

商品内容

要旨

ミラノを走り、ヴェネツィアに漂う。リグリアの風に吹かれ、島々を巡る。

目次

第1章 海の向こうで見つけたもの(海の向こうで見つけたもの

雨 ほか)
第2章 独りにつき添うラジオ(イタリアの品格
「ひもとく」コロナinイタリア
独りにつき添うラジオ ほか)
第3章 思いもかけないヴェネツィアが(深夜の散歩
ふと立ち止まると
干潟を横歩き ほか)

出版社・メーカーコメント

イタリアにわたり40年余り。ミラノ、ヴェネツィア、リグリア州の港町、船で巡った島々……。暮らしながら観てきた、イタリアの日常の情景。コロナ禍でも人への思いやりを大切にし、いつもの暮らしを守ろうとしてきた。それは、中世から疫病と戦い公衆衛生の礎を築いてきた、半島に生きる人々の品格なのかもしれない。近寄って、離れて。普通の生活には、たくさんの物語がある。ひとつずつ丹念に観て、淡々と伝えるエッセイ集。常に、新たな切り口でイタリアに対峙してきた内田洋子が2016〜2022年、新聞・雑誌・ウェブに寄稿した文章から厳選。ふだん着姿のイタリアが、ここにある。(目次より抜粋)1.海の向こうで見つけたもの おかあさんモッツァレッラ誕生日オリーブ下宿ピノッキオ紙郵便配達人2.独りにつき添うラジオイタリアの品格コロナ in イタリア二月の立ち話冬のサングラス消えたコイン二十八平米の南イタリア   3.思いもかけないヴェネツィアが深夜の散歩干潟を横歩き緑の海を渡る間違いのない味トリエステの北風ミラノの椰子の木陰でイタリアの島、瀬戸内海の島あえてジョーカーを引く沈むヴェネツィア聖なる眺め1959年、兵庫県神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社ウーノアソシエイツ代表。欧州と日本間でマスメディア向けの情報を発信。2011年、『ジーノの家 イタリア10景』(文藝春秋)で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。他の著書に、『カテリーナの旅支度』『どうしようもないのに、好き イタリア15の恋愛物語』『対岸のヴェネツィア』(集英社文庫)、『ミラノの太陽、シチリアの月』『ボローニャの吐息』『海をゆくイタリア』(小学館文庫)、『皿の中に、イタリア』(講談社文庫)、『イタリア発イタリア着』(朝日文庫)、『ロベルトからの手紙』、『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』(文春文庫)、『十二章のイタリア』(創元ライブラリ)、『デカメロン2020』(方丈社)など多数。訳書に『パパの電話を待ちながら』『緑の髪のパオリーノ』『キーウの月』(ジャンニ・ロダーリ著 講談社文庫)など。2019年、ウンベルト・アニェッリ記念最優秀ジャーナリスト賞を、2020年、イタリアの書店員が選ぶ文学賞 第68回露天商賞授賞式にて、外国人として初めて〈金の龍賞〉を受賞。

著者紹介

内田 洋子 (ウチダ ヨウコ)  
1959年、兵庫県神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社ウーノアソシエイツ代表。欧州と日本間でマスメディア向けの情報を配信。2011年、『ジーノの家 イタリア10景』(文藝春秋)で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。2019年、ウンベルト・アニェッリ記念最優秀ジャーナリスト賞を、2020年、イタリアの書店員が選ぶ文学賞第六十八回露天商賞授賞式にて、外国人として初めて“金の籠賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)