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労働の思想史 哲学者は働くことをどう考えてきたのか

出版社名 平凡社
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-582-70365-8
4-582-70365-8
税込価格 3,300円
頁数・縦 326P 19cm

商品内容

要旨

なぜいま働くことは苦しいのか―アリストテレス、ルター、カルヴァン、アダム・スミス、ルソー、カント、ヘーゲル、マルクス、ニーチェ、ハイデガー、アレント、ヴェーユ、イリイチ…人類誕生からAI時代まで、哲学者の思想から労働の功罪の価値を明らかにし、生きる意味を問い直す画期的な思想史。

目次

序として 働くという営みの分類について
原初的な人間の労働
古代の労働観
中世の労働観
宗教改革と労働―近代の労働観の変革(一)
経済学の誕生―近代の労働観の変革(二)
近代哲学における労働
マルクスとエンゲルスの労働論
労働の喜びの哲学
労働の悲惨と怠惰の賛歌
労働論批判のさまざまな観点
グローバリゼーションの時代の労働

出版社・メーカーコメント

私たちは働くことから逃れられない。人類誕生から現代のグローバリゼーションまでを振り返り労働の功罪の価値を考察する。

著者紹介

中山 元 (ナカヤマ ゲン)  
哲学者・翻訳家。哲学サイト「ポリロゴス」主宰。1949年、東京生まれ。東京大学教養学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)