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10代の脳 反抗期と思春期の子どもにどう対処するか

文春文庫 シ24−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-16-792020-3
4-16-792020-4
税込価格 858円
頁数・縦 365P 16cm

商品内容

要旨

可愛い我が子が突然別人のようになる反抗期・思春期。衝動的で集中力や根気に欠け、誘惑に弱くキレやすい。原因は未完成な10代の脳にあった。可塑性に富み、IQも上がる黄金期ながら、マイナスの影響も受けやすい。近年進んできた研究に基づき、子どもへのより良い接し方を学べる。子育てに悩む親必見の書。

目次

ホルモンのせいなのか?
10代の脳は未完成
若い脳細胞は連絡不足
IQも変化させる脳の黄金期
寝る脳は育つ
反抗期の脳はそれを我慢できない
タバコ1本、中毒のもと
10代の酒は百害の長
大麻「ダメ、ゼッタイ」の科学的理由
危険ドラッグが危険なゆえん
脳をかき乱すストレスに要注意
精神疾患の危険信号
デジタル中毒の脳内汚染
「女子脳」「男子脳」の神話と事実
スポーツでの脳震盪は侮れない
未成年の罪と罰
青年期を越えても、成長は終わらない

著者紹介

ジェンセン,フランシス (ジェンセン,フランシス)   Jensen,Frances E.
ペンシルベニア大学メディカルスクール教授、神経学科長。脳の発達の研究が専門で、ハーバード・メディカル・スクールの神経学科教授を務め、ボストン小児病院などで小児科医としても活躍。自らもシングルマザーとして2人の男児を育てる。10代の脳についての研究成果を一般に広め、10代の成長を手助けするために本書を執筆した。多くの講演会を開き、TEDMEDトーク(世界的講演会TEDの健康・医療版)などにも登場している
ナット,エイミー・エリス (ナット,エイミーエリス)   Nutt,Amy Ellis
ワシントン・ポストの元記者。2011年ピューリッツァー賞のFeature Writing部門を受賞
野中 香方子 (ノナカ キョウコ)  
翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)