バロック的叛逆の社会思想 ニーチェ・フロイト・ブルクハルト批判
出版社名 | 社会評論社 |
---|---|
出版年月 | 2023年2月 |
ISBNコード |
978-4-7845-1896-8
(4-7845-1896-7) |
税込価格 | 3,740円 |
頁数・縦 | 383P 22cm |
商品内容
要旨 |
生成の発端・始原あるいは存在としての人類文化、これを忘れて結果・成果としての現代ハイテク文化を過信してはならない。アルテスリベラレス(リベラルアーツのラテン語)は、ギリシア・ローマ時代であれば、奴隷制を前提にした自由人の教養でしかない。アリストテレスの奴隷観を知れば、彼は奴隷を倫理の対象に含めない教養人の典型である。私は、そのような教養観に叛旗を翻したのである。先史人や野生人を無視した教養など、教養ではない。だいたい、教養という語は、ドイツ語の“Ausbildung”という綴りで一目瞭然なように生成(Bildung)であり、およそ自然のままではない。(はしがきより) |
---|---|
目次 |
1 バロック的叛逆(バロックという社会思想 |