• 本

社会イノベーションの方法と実践

シリーズ総合政策学をひらく

出版社名 慶應義塾大学総合政策学部
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-7664-2870-4
4-7664-2870-6
税込価格 2,750円
頁数・縦 263P 22cm

商品内容

要旨

社会課題を解決する革新的な方法はどう生み出され、展開するのか。社会イノベーションとは、現代社会の課題の解決を志向するうえで、既存の関係や構造を組み替え、異なる主体やアイデアの協働や融合によって革新をもたらす営みである。その具体的なプロセスをつぶさに検証し、総合政策学の現在地を発信する。

目次

総合政策学・社会イノベーション・SFC
第1部 インキュベーションの方法と条件(経営を科学する―その黎明期から現代のスタートアップ企業における挑戦まで
テクノロジーを基盤とした新しい働き方・協働・デジタル組織
社会イノベーションを生み出すNPOの複雑性―ソーシャルセクターの多様性をどう理解すればよいか
個人から社会へイノベーション―スケールを往来しながら発想を繰り返す)
第2部 新領域創造のプロセスと実践(ヘルスケア変革のためのコミュニケーションの研究と実践
減災ケアのためのコミュニティ情報学
持続可能な社会構築のためのグリーンインフラ
減災まちづくり)
第3部 社会イノベーションの評価と展望(「新しい公共」概念とその政策形成過程を振り返る―阪神・淡路大震災から民主党政権に至る道筋
ポスト工業化社会における公助と共助の変容
社会イノベーションのプラットフォーム
SDGsにみる変革への革新的アプローチ
越境し創造する精神とその条件(座談会))

出版社・メーカーコメント

社会イノベーションとは、現代社会の課題の解決を志向するうえで、既存の関係や構造を組み替え、異なる主体やアイディアの協働や融合によって革新をもたらす営みである。その具体的なプロセスをつぶさに検証し、総合政策学の現在地を発信する。

著者紹介

琴坂 将広 (コトサカ マサヒロ)  
慶應義塾大学総合政策学部准教授。専門分野:経営戦略、国際経営、制度と組織の関係。慶應義塾大学環境情報学部卒業、オックスフォード大学経営大学院博士課程修了。博士(経営学)
宮垣 元 (ミヤガキ ゲン)  
慶應義塾大学総合政策学部教授。専門分野:社会学、非営利組織論、コミュニティ論。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得退学。博士(政策・メディア)
清水 たくみ (シミズ タクミ)  
慶應義塾大学総合政策学部准教授(有期)。専門分野:経営組織、経営情報、テクノロジーマネジメント。慶應義塾大学大学院政策・メデイア研究科修士課程修了。ローランド・ベルガーにて戦略コンサルティング業務に従事した後、マギル大学経営学博士課程、早稲田大学ビジネススクール准教授等を経て現職
中西 泰人 (ナカニシ ヤスト)  
慶應義塾大学環境情報学部教授。専門分野:UI/UXデザイン、HCI/HRI(Human Computer/Robot Interaction)、創造活動支援。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)
秋山 美紀 (アキヤマ ミキ)  
慶應義塾大学環境情報学部教授。専門分野:ヘルスコミュニケーション、コミュニティヘルス、公衆衛生。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得退学。博士(医学)、博士(政策・メディア)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)