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コロナ禍と家計のレジリエンス格差

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-7664-2879-7
4-7664-2879-X
税込価格 4,400円
頁数・縦 236P 22cm

商品内容

要旨

何が危機対応力の差を生み出すのか。コロナ禍でも感染予防と経済活動を両立させ、ショックと社会の変容からいち早く回復した人々と、回復できずに苦しんでいる人々では、何が異なるのか?どんな世帯でダメージが大きかったのか?日本を代表する家計パネルデータを用いて家計、働き手、消費者の行動にどんな差異が生じたのかを分析し、予測困難な時代に必要な家計行動、働き方、危機対応、政策対応とは何かを明らかにする、コロナ禍に焦点を当てた実証的研究。

目次

序章 本書の目的とレジリエンスの定義
第1部 パンデミックで露呈したレジリエンスの重要性―どのような家計でコロナショックの影響が大きかったのか(パネルデータでみるコロナ禍の家計行動
パンデミック初期のコロナ危機の雇用者への影響
コロナ禍における生活水準に関する主観的評価からみた家計のレジリエンス)
第2部 パンデミックに強い働き方・暮らし方―レジリエンスは十分だったのか(コロナ禍で生じたレジリエンス格差とウェルビーイング格差
感染予防行動と緊急事態宣言などの介入効果
コロナ禍のワクチン接種と感染症対策における個人と社会的規範―日本とドイツの国際比較分析)
第3部 家計のレジリエンス強化に向けて―何が家計のレジリエンスを高めるのか(レジリエンスを高める在宅勤務の普及の鍵
レジリエンスを高める住宅環境と在宅勤務の相乗効果―育児への影響
子育て支援とレジリエンス:休園・休校のストレスへの影響)
終章 まとめと政策含意

出版社・メーカーコメント

コロナ前から継続調査している家計パネルデータを用い、コロナ禍が家計・労働者・消費者の生活や意識をどう変化させたかを詳細に把握。その分析結果をもとに、生活水準の変化、働き方や価値観の変容、心のケアや子育ての意識などへの影響を明らかにする。「家計と格差分析」の第一級研究。

著者紹介

山本 勲 (ヤマモト イサム)  
慶應義塾大学商学部教授、パネルデータ設計・解析センター長。1970年生まれ。93年、慶應義塾大学商学部卒業。2003年、ブラウン大学大学院博士課程修了。経済学博士(ブラウン大学)
石井 加代子 (イシイ カヨコ)  
慶應義塾大学経済学部特任准教授。1978年生まれ。2001年、慶應義塾大学商学部卒業。London School of Economics and Political Science MSc修了。慶應義塾大学大学院商学研究科単位取得退学。博士(商学)
樋口 美雄 (ヒグチ ヨシオ)  
独立行政法人労働政策研究・研修機構理事長、慶應義塾大学名誉教授。1952年生まれ。80年、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。商学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)