スキマワラシ
集英社文庫 お48−8
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2023年3月 |
ISBNコード |
978-4-08-744495-7
(4-08-744495-3) |
税込価格 | 1,177円 |
頁数・縦 | 531P 16cm |
商品内容
要旨 |
太郎と散多は古道具店を営む兄弟。ものに触れるとそこに宿る記憶が見えるという散多は、古いタイルからこれまでにないほど強烈なイメージを受ける。そこに映し出されたのは幼い頃に亡くした両親の姿だった。タイルと両親にまつわる謎と、廃ビルで目撃された少女の都市伝説が交差するとき、時を越えた物語の扉が開く。兄弟のひと夏の不思議な冒険を描くファンタジックミステリー長編。 |
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出版社・メーカーコメント
白いワンピースに、麦わら帽子。廃ビルに現れる都市伝説の“少女”とは?古道具店を営む兄と、ときおり古い物に秘められた“記憶”が見える弟。ある日、ふたりはビルの解体現場で目撃された少女の噂を耳にする。再開発予定の地方都市を舞台にした、ファンタジックミステリー。【著者略歴】恩田陸(おんだ・りく)一九六四年、宮城県生まれ。九二年に『六番目の小夜子』でデビュー。二〇〇五年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、〇六年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、〇七年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、一七年『蜜蜂と遠雷』で直木賞と二度目の本屋大賞をそれぞれ受賞。近著に『祝祭と予感』『歩道橋シネマ』『ドミノin上海』など。