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成瀬は天下を取りにいく

出版社名 新潮社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-10-354951-2
4-10-354951-3
税込価格 1,705円
頁数・縦 201P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 成瀬は天下を取りにいく

    見事「本屋大賞」を受賞!!強豪なライバルノミネート作品を抜け出しての快挙だ。本読みのプロたちの力強いお墨付きの連作短編極上青春小説と言えるだろう。
    滋賀県大津市を舞台に活躍する、破天荒で圧倒的なインパクトをもつ主人公の中学生成瀬あかりに惚れ込んでしまう。
    本作の大賞受賞で、成瀬シリーズ続編の「成瀬は信じた道をいく」の注目度も爆上がり。当然のごとく、今後のシリーズ展開から目が離せない。

    (2024年5月1日)

商品内容

文学賞情報

2024年 キノベス!受賞
2023年 第39回 坪田譲治文学賞受賞
2024年 第21回 本屋大賞受賞

要旨

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」中2の夏休み、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した―。新潮社主催新人賞で史上初の三冠に輝いた、圧巻のデビュー作!

出版社・メーカーコメント

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。各界から絶賛の声続々、いまだかつてない青春小説! 中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM−1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない! 話題沸騰、圧巻のデビュー作。

著者紹介

宮島 未奈 (ミヤジマ ミナ)  
1983年静岡県富士市生まれ。京都大学文学部卒。2018年「二位の君」で第196回コバルト短編小説新人賞を受賞(宮島ムー名義)。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。同作を含む本書がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)