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人類を熱狂させた鳥たち 食欲・収集欲・探究欲の1万2000年

出版社名 築地書館
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-8067-1647-1
4-8067-1647-2
税込価格 3,520円
頁数・縦 401P 20cm

商品内容

要旨

信仰・科学・芸術の源、食料資源として存在しつづけてきた鳥たち。精神と生命を支えてきたこの生きものを、人はどのように捉え、利用し、描いてきたのか。新石器時代の洞窟壁画に描かれた数多の鳥、富の象徴としてのタカ、ダ・ヴィンチが興味をもったキツツキの舌、コレクターを熱狂させたハチドリの剥製、乱獲されたウミガラス―。人類史における鳥と人の関わりを、世界的に著名な鳥類学者が多様なエピソードで織り上げる。

目次

新石器時代の鳥
古代エジプトの鳥
古代ギリシャ・ローマにおける科学の黎明
男らしさの追求―鷹狩り
ルネサンスの思想
科学の新世界
海鳥を食べる暮らし
ダーウィンと鳥類学
殺戮の時代
バードウォッチング―生きた鳥を見る
鳥類研究ブーム―行動、進化と生態学
人類による大量絶滅

著者紹介

バークヘッド,ティム (バークヘッド,ティム)   Birkhead,Tim
世界的に著名な英国の鳥類学者。数々の受賞歴がある。ロイヤル・ソサエティのメンバーで、シェフィールド大学の動物学名誉教授
黒沢 令子 (クロサワ レイコ)  
専門は英語と鳥類生態学。地球環境学博士(北海道大学)。バードリサーチ研究員の傍ら、翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)