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絵葉書のように

中公文庫 た15−13

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-12-207341-8
4-12-207341-3
税込価格 858円
頁数・縦 253P 16cm

商品内容

要旨

夫・武田泰淳亡きあとの長い時間の中で、ゆっくり発酵させてきた、夫や友人たちとの思い出、日々の暮らしの中で見たものや感じたことなどを、そのまま鮮やかに写し取ったエッセイ。単行本未収録エッセイ集『あの頃』より五十四篇を選び、収録する。

目次

1 思い出―武田泰淳と暮らした日々(武田泰淳『身心快楽』あとがき
椎名さんのこと
卒塔婆小町 ほか)
2 歩く(私の住んでいる町
ギョッとする会話
眼医者へ通う道 ほか)
3 食べる(ばんめし
豆餅
マスカット ほか)

出版社・メーカーコメント

単行本未収録エッセイ集から、「武田泰淳と暮らした日々」「歩く」「食べる」三つのジャンルのエッセイを厳選して収録する。

著者紹介

武田 百合子 (タケダ ユリコ)  
1925(大正14)年、神奈川県横浜市生まれ。旧制高女卒業。51年、作家の武田泰淳と結婚。取材旅行の運転や口述筆記など、夫の仕事を助けた。77年、夫の没後に発表した『富士日記』により、田村俊子賞を、79年、『犬が星見た―ロシア旅行』で、読売文学賞を受賞。93(平成5)年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)