まぐわう神々
角川選書 666
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2023年3月 |
ISBNコード |
978-4-04-703713-7
(4-04-703713-3) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 242P 19cm |
商品内容
要旨 |
記紀神話以前の原始信仰である「性神信仰」。近代では淫祀邪教廃絶の風潮にともない、ときに猥雑なものとして疎まれたが、今も日本各地にはその痕跡が残っている。座産土偶や陰陽石、木彫りの男根像や金精神を祀る社、かつてあった夜ばい文化、地域で継承され続けている担ぎだしや道祖神まつり、神楽やお田植―「まぐわい(婚い)」の遺産や祭事を訪ね歩き、古くからの民衆たちの五穀豊穣と子孫繁栄への祈りを紐解く民俗学。 |
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目次 |
序章 卑猥ということなかれ |
出版社・メーカーコメント
宇佐八幡神社宮司でもある著者が、各地に残る原初信仰の足跡をたどるそれを卑猥というなかれ――子孫繁栄、五穀豊穣を願い、明治初期までは普通にあった「性神信仰」。各地から消えた、あるいは残ったそれらの信仰や造形物を辿り、日本の原初信仰がなぜどのように変わってきたかを探る