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憎悪の科学 偏見が暴力に変わるとき

出版社名 河出書房新社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-309-23127-3
4-309-23127-6
税込価格 3,245円
頁数・縦 386,26P 20cm

商品内容

要旨

ネット右翼、陰謀論、テロ攻撃―なぜ無くならないのか?“普通”の人々が「憎悪」に駆られて、誹謗中傷や暴行に手を染めるメカニズムとは?そして、それを止める方法とは?英国政府、Twitter、Googleなどに助言を行う第一線の犯罪学者が、神経科学や心理学、データサイエンスを駆使して辿り着いた結論!

目次

第1部 憎悪の基盤(憎むとはどういうことか
ヘイトクライムの発生件数
脳と憎悪
私の脳と憎悪
集団脅威と憎悪)
第2部 憎悪の促進剤(トラウマ、コンテインメント、憎悪
トリガーイベントと憎悪行為の増減
憎悪を生み出す過激派のカルチャー
ボットと荒らしの台頭
言葉と行動による憎悪行為
偏見が憎悪に変わるティッピングポイン卜―いかにしてそれを防ぐか)

出版社・メーカーコメント

世界を揺るがすヘイトクライム(憎悪犯罪)はなぜ起きるのか? 神経科学やデータサイエンスなどを駆使し、先史時代からAI時代にいたるまでの「憎悪」の構造を解明。処方箋を提示する!

著者紹介

ウィリアムズ,マシュー (ウィリアムズ,マシュー)   Williams,Matthew
英国カーディフ大学の犯罪学教授。ヘイトスピーチやヘイトクライムの研究の第一人者として知られている。その成果はBBCドキュメンタリー、『ガーディアン』紙、『タイムズ』紙、『サイエンティフィック・アメリカン』誌、『ニュー・サイエンティスト』誌などの多数の著名メディアで紹介されており、英国政府、Twitter、Googleなどに助言を行っている。また、データサイエンスの手法で調査・対策に取り組む「HateLab」の所長を務めている
中里 京子 (ナカザト キョウコ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)