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戦争とオカルティズム 現人神天皇と神憑り軍人

出版社名 二見書房
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-576-23041-2
4-576-23041-7
税込価格 2,530円
頁数・縦 479P 19cm

商品内容

要旨

「天皇幻想」と「神憑り軍人」―天皇を巧みに利用し、今なお利用し続けているのは、誰なのか…。日本は「神の国」であり、「天皇の国」である―軍人たちを呪縛し続け、日本を「聖戦」という名の戦争へと誘ったファナティックなまでのイデオロギーの正体。初めて書かれた戦争裏面史!

目次

第1章 ユダヤ禍と竹内文献(四王天延孝―ユダヤ・フリーメーソンの陰謀を説きつづけた陸軍中将
安江仙弘―『竹内文書』に日本とユダヤの超古代秘史を見た陸軍大佐
犬塚惟重―ユダヤ陰謀論の深淵で揺れ動いた海軍大佐 ほか)
第2章 古神道系団体の周辺(矢野祐太郎―「神の国」建設を夢見た海軍大佐
浅野正恭―反大本の急先鋒となった海軍少将
秋山真之―「霊夢」によって日露戦争を勝利に導いた海軍中将 ほか)
第3章 二・二六事件と天皇信仰(相沢三郎―天皇を「信仰」し、「神示」によって上官を斬った陸軍中佐
磯部浅一―二・二六事件で昭和維新を夢見た青年将校
清原康平―日本心霊科学史上、特筆すべき家系に生まれた陸軍少尉 ほか)
第4章 皇国史観の牢獄の中で(昭和天皇と東條英機―現人神と神憑り軍人)

出版社・メーカーコメント

戦前、戦中の日本の政官財、天皇を覆った有象無象のオカルティズムの実態!

著者紹介

藤巻 一保 (フジマキ カズホ)  
1952年北海道生まれ。作家・宗教研究家。中央大学文学部卒。雑誌・書籍編集者を経たのち、宗教を軸とした歴史・思想・文化に関する著述活動を行う。東洋の神秘思想、近代新宗教におけるカルト的教義と運動に関する著作を数多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)