• 本

長い物語のためのいくつかの短いお話

出版社名 白水社
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-560-09490-7
4-560-09490-X
税込価格 2,860円
頁数・縦 187P 20cm

商品内容

要旨

人生の旨味と苦味と可笑しみを洒脱な筆致で描く、著者92歳の到達点!パリ文壇最長老による生前最後の傑作短篇集。「ある受刑者」「サンドイッチマン」「記憶喪失」ほか全13篇収録。

出版社・メーカーコメント

人生の旨味と苦味と可笑しみを洒脱な筆致で描く、著者92歳の到達点!「ある受刑者」「サンドイッチマン」「記憶喪失」ほか全13篇。

著者紹介

グルニエ,ロジェ (グルニエ,ロジェ)   Grenier,Roger
1919‐2017。フランスの小説家、ジャーナリスト、放送作家、編集者。ノルマンディ地方のカーンに生まれ、フランス南西部のポーで育つ。大戦中はレジスタンス活動に関わり、戦後アルベール・カミュに誘われて「コンバ」紙の記者としてジャーナリストのキャリアをスタート。その後、ラジオの放送作家などを経て、1963年よりパリの老舗出版社ガリマールの編集委員を半世紀以上務めた。1972年、長篇『シネロマン』でフェミナ賞受賞。1985年にはそれまでの作品全体に対してアカデミー・フランセーズ文学大賞が授与された。刊行したタイトルは50以上あり、とりわけ短篇の名手として定評がある。亡くなる直前までほぼ毎日ガリマール社内のオフィスで原稿に向かっていたが、2017年、98歳でこの世を去る
宮下 志朗 (ミヤシタ シロウ)  
東京大学名誉教授。放送大学名誉教授。主な著書に『本の都市リヨン』(大佛次郎賞)など。訳書にラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』(全5巻、読売文学賞・日仏翻訳文学賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)