遺す家族を想って依頼した相続対策相談が実は相続対策をうたう悪質な勧誘であったり、考えた末に実施した対策に実は問題があったりするケースが増えています。相続対策には、押さえておくべき「やり方」「コツ」「ポイント」があります。本書では、相続対策のエキスパート１２人が、あなたの望む“理想の相続”を実現するためのノウハウを惜しみなく公開します。ぜひ相続のプロを見極める際の判断基準にしてください。

第１章　事例紹介　相続対策をしない場合、間違った対策をした場合（事例１　地主家系　相続がきっかけで、仲のよかった家族がバラバラに
事例２　賃貸住宅経営　相続対策のアパートが経営難になり、大損　ほか）
第２章　はじめの一歩を踏み出すための相続の基礎知識（相続の流れ―手続きには期限がある
誰が相続人になるか？―法定相続分と遺留分の割合　ほか）
第３章　相続で資産を残すために知っておきたい８つのこと（守るべき資産の単位―損益計算書と貸借対照表の考え方
「対症療法」は良策にならない―「複数年度」で考える　ほか）
第４章　ここを押さえておけば安心。相続対策のポイントを全解説（対策のポイント―相続対策を一緒に進める専門家の選定
遺産分割対策―遺言書と不動産の遺産分割　ほか）
第５章　事例紹介　相続対策の成功事例（遺言書と生命保険の利用で円満な財産分割
資産価値と節税効果の「現在」と「将来」を比較して判断　ほか）