物語の種
出版社名 | 幻冬舎 |
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出版年月 | 2023年5月 |
ISBNコード |
978-4-344-04111-0
(4-344-04111-9) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 269P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
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物語の種
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
物語の「種」となる体験談やキーワード、写真などを投稿してもらって、それをもとに作家有川ひろがおはなしにしてしまったという、ありそうでなかなかお目にかからない企画。全10篇の短編小説のどれもに癒されたり心踊らされたり。好みの作品を選んでみるのも面白い。持ち込まれた素材が一流料理人にかかるとこんな料理が完成しました、といった感じか。長編小説とはひと味違った有川作品の魅力に出会える一冊。
(2023年6月28日)
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商品内容
要旨 |
『物語の種』ができるまで。読者が物語の「種」を投稿する。(体験談、思い出、好きなフレーズ、写真…なんでもOK!)→有川ひろが、選んだ「種」を元にして「小説」を書く。→十粒の「種」が選ばれ、十篇の「小説」ができあがる。→それをまとめて、本書が完成。次に選ばれる「種」は、本書を読んだあなたの投稿かも? |
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出版社・メーカーコメント
読めば心が躍り出す。ほっこり&胸キュン全十篇の物語!宝塚オタク、宝塚OGが読んでも沼る!どこから読んでも面白い!もはや『沼の種』!有川先生、あなたは天才ですか?!−−紅ゆずる(女優/元宝塚歌劇団星組トップスター) 第一話 SNSの猫 SNSで目にした保護猫に心を鷲づかみにされた主人公。ある日、事件が起きて……。第二話 レンゲ赤いか黄色いか、丸は誰ぞや 祖母を亡くした妻、父を亡くした旦那。二人の会話から見えてきたのは……?第三話 胡瓜と白菜、柚子を一添え静岡生まれの旦那の実家にて、高知生まれの妻は何を思う?第四話 我らを救い給いしもの中学の社会の時間にクラスメイトが発したある意見に、主人公は痺れた。第五話 ぷっくりおてて小学生の夏休みに祖父の家に預けられた主人公の、ほのぼのハッピーな成長譚。第六話 Mr.ブルーある家電メーカーで出世街道驀進中の研究所長には、意外な秘密があった。第七話 百万本の赤い薔薇ある夫婦の、40年にわたる結婚記念日の物語。第八話 清く正しく美しくエステサロンに勤める主人公。強欲な店長の元で働くことに悩んでいて……。第九話 ゴールデンパイナップル 祇園祭によさこい祭。祭の復活は、やっぱり嬉しいもので。第十話 恥ずかしくて見れないある家電メーカーで働く主人公は、3歳年上の先輩のことが気になっていた。