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スカートと女性の歴史 ファッションと女らしさの二〇世紀の物語

出版社名 原書房
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-562-07271-2
4-562-07271-7
税込価格 3,850円
頁数・縦 301,11P 20cm

商品内容

要旨

スカートの歴史が物語る、20世紀のあいだに移り変わっていった女らしさの表現。10の有名なスタイルを取り上げ、スカートが新しい時代の女らしさを再定義してゆく様子と、そこに映し出される時代背景、価値観、ジェンダー、アイデンティティの変遷をさぐる。

目次

第1章 デルフォス―女神のドレス
第2章 テニス・スカート―大きな変革をもたらした服
第3章 リトル・ブラック・ドレス―制服の女性たち
第4章 ラップ・ドレス―仕事のための服
第5章 ストラップレス・ドレス―ぎりぎりの女性たち
第6章 バー・スーツ―戦後の女性改革
第7章 ネイキッド・ドレス―あえて裸を見せる大胆ルック
第8章 ミニスカート―ファッション最後のフロンティア
第9章 ミディスカート―国を分ける服
第10章 ボディコン・ドレス―アクセサリーとしての身体
終わりに スカートの未来

出版社・メーカーコメント

二〇世紀に流行した10の有名なスカートのスタイルを取り上げ、流行の背景と女性の社会進出、女らしさの定義の変遷を明らかにする。ファッションが映し出す時代の価値観、ジェンダー、アイデンティティとは。

著者紹介

クリスマン=キャンベル,キンバリー (クリスマンキャンベル,キンバリー)   Chrisman‐Campbell,Kimberly
ロサンゼルスを拠点とするファッション史学者、キュレーター、ジャーナリスト。ファッション、アート、文化について『ウォールストリート・ジャーナル』などに寄稿、世界中の美術館や大学で講義を行っている。書籍や記事の執筆だけでなく、美術館、大学、エンターテインメント業界向けに執筆、講演、キュレーション、コンサルティングを行っている。著書『Fashion Victims:Dress at the Court of Louis XVI and Marie−Antoinette』は、2016年にコスチューム・ソサエティ・オブ・アメリカ主催のミリア・ダベンポート出版賞を受賞
風早 さとみ (カザハヤ サトミ)  
明治学院大学大学院文学研究科修了。大学の非常勤講師等を経て、書籍翻訳に携わるようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)