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ゴッホのプロヴァンス便り 手紙とスケッチで出会う、あたらしいゴッホ

出版社名 マール社
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-8373-0694-8
4-8373-0694-2
税込価格 3,278円
頁数・縦 160P 19×25cm

商品内容

要旨

「配色によって詩を綴ることもできるといったら理解できるだろうか。音楽で誰かの心を慰めるのと同じだ―」その“絵と言葉”で、わたしたちの心を惹きつけてやまない画家、ゴッホ。本書は、彼の最高傑作が生まれた南フランスでの3年間に書かれた260通のうち、半数の手紙を軸に据えた「手紙とスケッチと作品」でゴッホを読む1冊です。制作中の作品についてスケッチを添え、家族や画家仲間にゴッホ自身が語る手紙の数々。当時の彼が置かれていた環境や時間の流れを感じながら、プロヴァンス地方の明るい色彩を写し取った美しい作品群をお楽しみいただけます。ゴッホの生きた世界をイメージする手がかりとして巻頭に「人物紹介」、巻末に「トラベルガイド」を収録しました。画家の姿が瑞々しく立ち上がってくるような手紙文とともに、あたらしいゴッホの人間像をご堪能ください。

目次

アルル(到着
黄色い家
海へ ほか)
サン=レミ=ド=プロヴァンス(精神科病院
絶望)
追伸:オーヴェル=シュル=オワーズ

著者紹介

ベイリー,マーティン (ベイリー,マーティン)   Bailey,Martin
イギリスにおけるゴッホ研究の第一人者で、アートニュースペーパーの記者。2019年にテートブリテンで開催された『ファン・ゴッホと英国(Van Gogh and Britain)』をはじめ複数の展示会を企画し、成功に導いた
岡本 由香子 (オカモト ユカコ)  
静岡県生まれ。防衛大学校卒業後、航空自衛隊に10年間勤務。児童書からノンフィクションまで幅広い分野の翻訳を手掛け、ペンネームでも訳書多数
冨田 章 (トミタ アキラ)  
東京ステーションギャラリー館長。雪国新潟で産湯を使い、南国別府で温泉に浸かって育つ。慶應大学、成城大学大学院、ブリュッセル自由大学で美術史を学ぶ。そごう美術館、サントリーミュージアム“天保山”を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)