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ガールズ・アーバン・スタディーズ 「女子」たちの遊ぶ・つながる・生き抜く

出版社名 法律文化社
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-589-04272-9
4-589-04272-X
税込価格 3,300円
頁数・縦 273P 21cm

商品内容

要旨

現代の都市は、「女性」を通せばどのように見えるのか。都市において「女性をする楽しさ」や「女性をさせられる苦しさ」に焦点を合わせればいかなる視点が得られるのか。本書では、都市を生きる女性たちが「都市にいること/女性であること」の付き合い方を自覚的にとらえ返すことで、これまでとは異なる都市のリアリティを明らかにする。それは結果として、女性たち(のみならずすべての人々)のあり方をより自由にするであろう。

目次

女性の都市論に向けて―「ガールズ×都市」でなにがみえてくるか
第1部 都市で「遊ぶ」(かわいい化する都市―ガールズ的都市風景の広がり
画素化する街―「イルミ」化と脱「イルミ」化の間
わたしに“ちょうどいい”エキチカ消費―ルミネ的消費空間は、なぜ支持されるのか ほか)
第2部 都市で「つながる」(メディア化された都市の経験と女性文化―雑誌メディアからInstagramへ
「女子」たちの食―都市の食文化としての外食とジェンダー
親密性の舞台としての東京―漫画にみるガールズとアーバン ほか)
第3部 都市で「生き抜く」(都市に生きる「女子」と労働―非正規、貧困、そして「夜職」
変容する女性のライフコースと就職活動―女性ファッション誌『JJ』を手がかりに
まちを縫う「ママチャリ」―ジェンダー化された都市のスピード ほか)

著者紹介

大貫 恵佳 (オオヌキ サトカ)  
駒沢女子大学人間総合学群人間文化学類人間関係専攻准教授(理論社会学)
木村 絵里子 (キムラ エリコ)  
日本女子大学人間社会学部現代社会学科助教(文化社会学、メディア文化論、若者文化論)
田中 大介 (タナカ ダイスケ)  
日本女子大学人間社会学部現代社会学科教授(社会学、都市論、モビリティ論、メディア論)
塚田 修一 (ツカダ シュウイチ)  
相模女子大学学芸学部メディア情報学科准教授(都市文化研究、メディア文化論)
中西 泰子 (ナカニシ ヤスコ)  
相模女子大学人間社会学部社会マネジメント学科教授(家族社会学、社会調査)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)