ヨモツイクサ
出版社名 | 双葉社 |
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出版年月 | 2023年5月 |
ISBNコード |
978-4-575-24631-5
(4-575-24631-X) |
税込価格 | 1,848円 |
頁数・縦 | 366P 19cm |
NetGalley 会員レビュー
おすすめ度 完全に油断していた。これから読む人は油断しちゃいけない。見たことも想像したこともない怪物の恐怖。全てを覆される恐怖に慄く。知念先生、ごめんなさい。正直舐めてかかってました。やられました。完敗です!!
おすすめ度 ホラーの大盤振る舞い!いいんですかこんなにと思うほどあらゆる要素が押し寄せてきて恐ろしく、面白かったです。半分迎えたあたりからのアクションが本当にハラハラして、ハリウッドがほうっておくわけがないと思うくらいでした。そして茜が強くて格好良く、もう一生ついていくしかない…という気になります。もう何がどうなろうと…かないっこない…。続編があるなら読みたいとすら思います。
おすすめ度 現役内科医で、医療ミステリから出発して、今や本格ミステリまで書いてしまう才人によるモンスターパニック小説。入ると「ヨモツイクサ」の餌食になってしまうと伝えられる禁域。そこでは人が行方不明になり、ヒグマに襲われたのではと考えられたが実は・・・今作は、トンデモを遥かに超越した超弩級のスーパートンデモ小説だ。ヨモツイクサという設定だけでもなかなかのトンデモだが、さらにそれを超えるトンデモ生物が登場して呆気に取られる。とにかく面白い。ものすごいパワーでストーリーが展開し、一気に読まされてしまう。設定のリアリティや人物造形にしても、ストーリー展開にしても、さすがの匠の技と納得の一作。 上記レビューの提供元:NetGalley(株式会社メディアドゥ) NetGalleyとは、本を応援するWEBサイトです。 |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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ヨモツイクサ
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おすすめ度
- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
知念地獄に見事にはまってしまった。ホラーの域を超越した禁断のストーリー。底知れぬ不気味さに息をつまらせ、目を背けることを許されないまま、怪物・知念実希人の餌食となってしまう。小説家知念実希人が恐ろしくなった。この作家の脳内で増殖するさらなる創造物から目が離せそうにない。壮大な創世の神話をつむぐ、映像化不可能とも思える美しさと酷さを描ききるのは、まさに小説のなせるわざ。
(2023年5月29日)
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おすすめ度
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商品内容
要旨 |
その森には何かがいる。戦慄のバイオ・ホラー。 |
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出版社・メーカーコメント
「黄泉の森には絶対に入ってはならない」 人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。 究極の遺伝子を持ち、生命を喰い尽くすその名は――ヨモツイクサ。 北海道旭川に《黄泉の森》と呼ばれ、アイヌの人々が怖れてきた禁域があった。 その禁域を大手ホテル会社が開発しようとするのだが、作業員が行方不明になってしまう。 現場には《何か》に蹂躙された痕跡だけが残されてた。 そして、作業員は死ぬ前に神秘的な蒼い光を見たという。 地元の道央大病院に勤める外科医・佐原茜の実家は黄泉の森のそばにあり、 7年前に家族が忽然と消える神隠し事件に遭っていて、今も家族を捜していた。 この2つの事件は繋がっているのか。もしかして、ヨモツイクサの仕業なのか……。 本屋大賞ノミネート『ムゲンのi』『硝子の塔の殺人』を超える衝撃 医療ミステリーのトップランナーが初めて挑むバイオ・ホラー!