• 本

サラと魔女とハーブの庭

宝島社文庫 Cな−10−4

出版社名 宝島社
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-299-04294-1
4-299-04294-8
税込価格 740円
頁数・縦 237P 16cm

商品内容

要旨

学校になじめなくなった由花は田舎の薬草店を営むおばあちゃんの家に八年ぶりに身を寄せる。誰にも見えない秘密の友達・サラと、もう一度会うために。ハーブに囲まれたおばあちゃんとの生活は、きらきらした魔法みたいな日々。美味しいごはん、私だけのハーブティー、また会えたサラとの楽しいおしゃべり。ずっとこんな日が続けばいい、そう願い始めて―。最後にわかるサラの真実。読後、心に希望が満ちてくる。

出版社・メーカーコメント

七月隆文さんが贈る、ハーブの香りただよう癒やしの物語が、待望の文庫化! 13歳の春休み。家でも学校でも居心地の悪さを感じていた由花は、家族のもとを離れ、田舎で薬草店を営むおばあちゃんと暮らす決心をする――誰にも言えない友達・サラとの永遠の友情を守るために。森の中に佇む古いが落ち着いたお洒落なお店、自分のために作られた手作りの部屋、魔法の本みたいな日記帳、そして、由花のための特別なハーブティー……。おばあちゃんとサラと一緒の田舎暮らしは、由花の心をふんわりと満たしていく。それは、春を迎える再生のはじまりだった。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』や『100万回生きたきみ』など、細やかな心の機微を瑞々しく描く名手・七月隆文さんが綴る、少女達の物語がはじまります。※本書は2020年10月刊行の単行本『サラと魔女とハーブの庭』を文庫化したものです。

著者紹介

七月 隆文 (ナナツキ タカフミ)  
大阪府生まれ。京都精華大学美術学部卒。ライトノベルから一般文芸まで幅広く活躍。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が口コミで広がり、160万部を超えるベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)