猪牙の娘
文春文庫 さ63−190 柳橋の桜 1
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2023年6月 |
ISBNコード |
978-4-16-792049-4
(4-16-792049-2) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 316P 16cm |
商品内容
要旨 |
吉原や向島などへ行き交う舟が集まる柳橋。神田川と大川が合流する一角に架けられていたその橋の両側には船宿が並び、働く人、遊びに行く人で賑わっていた。柳橋の船宿さがみで働く船頭の広吉には一人娘がいた。名前は桜子。三歳で母親が出奔するが、父親から愛情を受けて育ち、母譲りの器量よしと、八歳から始めた棒術の腕前で、街で人気の娘となる。夢は父親のような船頭になること。そんな桜子に目を付けた、船宿の亭主による「大晦日の趣向」が、思わぬ騒動を巻き起こし―。 |
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