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魂手形 三島屋変調百物語七之続

角川文庫 み28−57

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-04-113471-9
4-04-113471-4
税込価格 814円
頁数・縦 324P 15cm

商品内容

要旨

百物語なんかしていると、この世の業を集めますよ―。江戸は神田の袋物屋・三島屋では、風変わりな百物語が続けられている。語り手一人に、聞き手も一人。主人の次男・富次郎が聞いた話はけっして外には漏らさない。少年時代を木賃宿で過ごした老人が三島屋を訪れた。迷える魂の水先案内を務める不思議な水夫に出会ったことがあるという―。三島屋に嬉しい報せも舞い込み、ますます目が離せない宮部みゆき流の江戸怪談。

出版社・メーカーコメント

一生に一度きりの「物語り」をつづけましょう。江戸神田の袋物屋・三島屋では一風変わった百物語が続けられている。これまで聞き手を務めてきた主人の姪の跡を継いだのは、次男坊の富次郎。美丈夫の勤番武士が語る、火災を制する神器の秘密とは……。

著者紹介

宮部 みゆき (ミヤベ ミユキ)  
1960年東京生まれ。東京都立墨田川高校卒業。法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞長編部門、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年『火車』で山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。02年司馬遼太郎賞と芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞、08年英訳版『BRAVE STORY』でBatchelder Award、22年菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)