親による子の拐取を巡る総合的研究 比較法・歴史・解釈
出版社名 | 日本評論社 |
---|---|
出版年月 | 2023年6月 |
ISBNコード |
978-4-535-52498-9
(4-535-52498-X) |
税込価格 | 7,700円 |
頁数・縦 | 490P 22cm |
商品内容
要旨 |
親による子の拐取という現象に対し、様々に見られる各国の法制度はいかにして成り立っているのか。歴史と比較の観点を踏まえ、解釈の理路を描く。 |
---|---|
目次 |
第1部 拐取罪の比較法・沿革研究(ドイツ刑法における未成年者の子の奪い合いを巡る議論状況 |
出版社・メーカーコメント
国境を越えて子を連れて移動することが、欧米各国では態様によって拐取罪(誘拐等)との関係にも問われる。その取り扱いはEU諸国の中でも様々であり、一つのセオリーが確立されている状況ではない。それを踏まえ、本書では欧米各国や台湾などの拐取罪のあり方を比較法的に分析し(第1部)、その成果と日本の現状(判例等)に照らしてのケースワークを行い(第2部)、最後に日本法の地層を探っての沿革的分析と、総合的指針を提示する(第3部)。