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妖怪学とは何か 井上円了精選

講談社学術文庫 2772

出版社名 講談社
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-06-532226-0
4-06-532226-X
税込価格 1,177円
頁数・縦 263P 15cm

商品内容

要旨

明治の哲学者にして宗教家・井上円了は、「妖怪学」の創始者でもあった。コックリ、天狗、狐憑きから西瓜の幽霊まで、全国の妖怪事象を蒐集しつつ、御一新の世になお蔓延る迷信を打破せんとした奇特な学者を突き動かしたものとは何だったのか。「妖怪学講義録」「おばけの正体」など、円了妖怪学のエッセンスを独自に精選した、唯一無二のアンソロジー!

目次

妖怪談
妖怪学講義録
『妖怪学雑誌』論説(真怪論
妖怪学と諸学との関係
忘憂術
論怪)
おばけの正体 補遺(妖怪学講義細目
妖怪学講義参考書目
調査地一覧)

出版社・メーカーコメント

妖怪博士の妖怪退治!!「コックリ」「天狗」「狐憑き」から、「妖怪屋敷」「西瓜(スイカ)の幽霊」「経を誦(よ)む古木」まで、全国の妖怪事象を蒐集しつつ、御一新の世になお蔓延る迷信を一網打尽にせんとした奇特な哲学者を突き動かしたものとは一体何だったのか?「妖怪学講義録」「おばけの正体」など、妖怪学の創始者・井上円了の精華をオリジナルに厳選した、決定版アンソロジー。

著者紹介

井上 円了 (イノウエ エンリョウ)  
1858‐1919年。越後国三島郡生まれ。東京大学卒業。哲学館(現東洋大学)館主
菊地 章太 (キクチ ノリタカ)  
1959年、横浜市生まれ。筑波大学卒業。東洋大学教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)