• 本

山の本棚

出版社名 山と溪谷社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-635-17212-7
4-635-17212-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 470P 18cm

商品内容

要旨

古今東西、山と人、自然から生まれた言葉の森を池内紀と歩く。『山と溪谷』誌上で12年に渡って綴られた書評エッセイ、全153回を完全収録。

目次

『飯田蛇笏集成』飯田蛇笏
『楢山節考』深沢七郎
「照葉樹林文化論」中尾佐助
『越後山岳』日本山岳会越後支部 編
「高野聖」泉鏡花
『山びとの記 木の国果無山脈』宇江敏勝
「湖畔手記」葛西善藏
『友へ贈る山の詩集』串田孫一、鳥見迅彦 編著
『日本山嶽志』高頭式 編纂
『戸隠の絵本』津村信夫
『ヒマラヤ文献目録』薬師義美 編
『高安犬物語』戸川幸夫
『山の人生』柳田國男 編
『強力伝』新田次郎
『富士山』草野心平
「秋山記行」鈴木牧之
『猪・鹿・狸』早川孝太郎
『蒙古高原横断記』東亜考古学会蒙古調査班
『川釣り』井伏鱒二
『山びこ学校』無着成恭 編〔ほか〕

著者紹介

池内 紀 (イケウチ オサム)  
1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。『池内紀の仕事場』全8巻(みすず書房)、『山の朝霧 里の湯煙』(山と溪谷社)ほか、著訳書多数。『諷刺の文学』(白水社)で亀井勝一郎賞、『恩地孝四郎』(幻戯書房)で読売文学賞、『海山のあいだ』(マガジンハウス)で講談社エッセイ賞、『ファウスト』(集英社)で毎日出版文化賞、『カフカ小説全集』(白水社)で日本翻訳文化賞、『ゲーテさんこんばんは』(集英社)で桑原武夫学芸賞をそれぞれ受賞。2019年8月没。享年78(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)