書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件
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レーエンデ国物語
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
まさにファンタジー小説の王道。装丁に引き込まれページをめくれば、瞬く間に異世界レーエンデの世界観に魅了されてしまう。壮大にして深淵な世界に没頭できるのは、まさに読書の醍醐味である。最新にして古典ともなって後世に残るファンタジーともいえよう。美しき抒情詩に浸りきった先には充実した読後感が待っている。
(2023年8月21日)
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商品内容
要旨 |
聖イジョルニ帝国フェデル城。家に縛られてきた貴族の娘・ユリアは、英雄の父と旅に出る。呪われた地・レーエンデで出会ったのは、琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタンだった。空を舞う泡虫、乳白色に天へ伸びる古代樹、湖に建つ孤島城。その数々に魅了されたユリアは、はじめての友達、はじめての仕事、はじめての恋を経て、やがてレーエンデ全土の争乱に巻き込まれていく。 |
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出版社・メーカーコメント
毛布にくるまって読みふけったあの頃のあなたへ−−家を抜け出して、少女は銀霧が舞う森へと旅に出た。こんなファンタジーを待っていた!ーーー