午後三時にビールを 酒場作品集
中公文庫 ち8−19
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2023年6月 |
ISBNコード |
978-4-12-207380-7
(4-12-207380-4) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 253P 16cm |
商品内容
要旨 |
求めたものは一杯の冷たい麦酒(萩原朔太郎)、呑まぬくらいなら蕎麦屋へは入らぬ(池波正太郎)、おしまいにひと口ライスカレー(向田邦子)。酒友との語らい、行きつけの店、思い出の味…。銀座、浅草の老舗から新宿ゴールデン街、各地の名店まで酒場を舞台にしたエッセイ&短篇アンソロジー。 |
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目次 |
虚無の歌(萩原朔太郎) |
出版社・メーカーコメント
求めたものは一杯の冷たい麦酒(萩原朔太郎)、呑まぬくらいなら蕎麦屋へは入らぬ(池波正太郎)、おしまいにひとロライスカレー(向田邦子)。酒友との語らい、行きつけの店、思い出の味……。銀座、浅草の老舗から新宿ゴールデン街、各地の名店まで酒場を舞台にしたエッセイ&短篇アンソロジー。 文庫オリジナル■目次虚無の歌 萩原朔太郎【酒友のいる風景】はせ川(井伏鱒二)中原中也の酒(大岡昇平)青春時代(森敦)酒の追憶(太宰治)酒のあとさき(坂口安吾)池袋の店(山之口獏)音問(檀一雄)詩人のいた店(久世光彦)後家横町/酒のこと(小沼丹)【行きつけの店】タンタルス(内田百聞)藪二店(池波正太郎)私と浅草/札幌の夜(吉村昭)鯨の舌(開高健)「ままや」繁昌記(向田邦子)ほろ酔いの背に響く潮騒(安西水丸)新宿飲んだくれ/焼酎育ち(田中小実昌)【文士の集う場所】「ぼるが」に集う人人(石川桂郎)昼間の酒宴/ある酒場の終焉(寺田博)深夜の酒場で(中上健次)バーの扉を開けるとき(島田雅彦)てんかいそうろう(戌井昭人)【酒場に流れる時間】海坊主(吉田健一)幻想酒場〈ルパン・ペルデュ〉(野坂昭如)花の雪散る里(倉橋由美子)ゆうすず(松浦寿輝)