パシヨン
出版社名 | PHP研究所 |
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出版年月 | 2023年7月 |
ISBNコード |
978-4-569-85486-1
(4-569-85486-9) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 445P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2023年
第18回
中央公論文芸賞受賞 |
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要旨 |
人はなぜ、相争うのか。争いの果てに救いはあるのか。キリシタン大名・小西行長の孫で、対馬藩主・宗義智の子として生まれた彦七(のちの小西マンショ)の運命は、関ヶ原の戦さによって大きく変わった。離縁された母・マリヤとともに長崎へ移り、キリシタンへの迫害から逃れてきた小西家の遺臣らの世話になりながら成長していく彦七だったが、彼には小西家再興の重圧がのしかかっていく。キリスト教が禁じられ、信徒たちの不安が高まるなか、彦七はある重大な決断を下すのだが…。“受難の時代”を生きる者たちの魂の叫びが刻まれた、著者渾身の長編小説。 |
出版社・メーカーコメント
人はなぜ争うのか−−禁教下での最後の日本人司祭・マンショ小西を軸に、迫害する側、される側、双方について描いた圧巻の歴史小説。