• 本

アウトプット思考 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術

出版社名 PHP研究所
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-569-84688-0
4-569-84688-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 236P 19cm

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要旨

現代は「情報(データ)」がきわめて重要な意味を持つ時代といえる。企業や行政だけでなく個人のレベルでも情報をいかに収集、活用するかが、仕事やウェルビーイングに深く関わってくる。だが、インターネットなどで情報が簡単に手に入るために、むやみに大量の情報のインプットに注力してはいないだろうか。本書では、「データはたくさん集めれば集めるほどいい」といった考えを否定し、変化の激しい時代に素早く意思決定する、あるいは他者と差別化されたアイデアを生み出すための「情報収集(インプット)は最小でいい」と主張。アウトプット、すなわち「情報活用の目的」などを意識し、それに役立つ必要最小限な情報を時間をかけずに集める「アウトプット思考」を提唱し、具体的な方法を紹介している。例えば、「アイデアの元になる情報」については、メディアや人の話などで面白いと思ったことを「頭にレ点をつける」ようにして、脳内の仮想の引き出しに入れておくなど著者独自の方法があるという。著者は早稲田大学名誉教授。日本航空、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)のパートナー、シニア・ヴァイス・プレジデント、日本代表を経て、2006年早稲田大学教授に就任、2022年3月まで同大学ビジネススクールで教鞭を執った。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2023年8月9日]

商品内容

目次

第1章 「インプット」では差がつかない時代
第2章 「アウトプット」から始める情報術―最速で成果にたどり着くために
第3章 自分の「立ち位置」を意識することが、差別化の第一歩
第4章 知的生産の秘蔵のノウハウ「20の引き出し」
第5章 最もラクな差別化戦略「デジタルとアナログの使い分け」
第6章 私の情報源1 コンサルタントが最も重視する「現場情報」の集め方
第7章 私の情報源2 新聞・雑誌、本、テレビ、ネット…各種メディアとのつきあい方

出版社・メーカーコメント

情報過多の時代だからこそ「捨てる勇気」を持て! トップコンサルが実践してきた「アウトプットから始める」知的生産の極意を明かす。

著者紹介

内田 和成 (ウチダ カズナリ)  
早稲田大学名誉教授。東京大学工学部卒業後、日本航空入社。在職中に慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。その後、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)入社。同社のパートナー、シニア・ヴァイス・プレジデントを経て、2000年から2004年までBCG日本代表を務める。この間ハイテク、情報通信サービス、自動車業界を中心にマーケティング戦略、新規事業戦略、グローバル戦略の策定、実行支援を数多く経験。2006年度には「世界の有力コンサルタント、トップ25人」に選出。2006年、早稲田大学教授に就任。早稲田大学ビジネススクールでは競争戦略やリーダーシップを教えるかたわら、エグゼクティブプログラムに力を入れる。早稲田会議創設。早稲田大学ビジネススクールと日本経済新聞のコラボレーション企画『MBAエッセンシャルズ』創設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)