ねこのゆめ
出版社名 | NHK出版 |
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出版年月 | 2023年6月 |
ISBNコード |
978-4-14-036145-0
(4-14-036145-X) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 〔32P〕 29cm |
NetGalley 会員レビュー
おすすめ度 誰にも真似できない荒井良二さんの世界。絶対にどこにも存在しないのに、昨日見たように感じる風景。そして、何回も読むうちに、普段笑顔で眺めているだけのねこのふみふみを、自分でもしてみたくなる。荒井良二さんのこの絵本は、紙の、ページをめくる音と一緒に読み聞かせをしたいな。
おすすめ度 とにかく荒井良二さんの絵がすばらしい。美しく、こちらの心にしっとりと染み込んでくる。ねこたちの「ふみふみ」の科学的な意味は理解していますが、ここで描かれるように、夢や憧れがもたらす行為として読めば、なんとファンタスティックなことでしょうか。夢見ること、憧れの世界に遊ぶこと、自由で希望ある世界への希求を手放さないねこたち。暮らしの中でともすればリアルな些事に心を埋没させがちな大人たちこそ、この本を開いてひととき「ふみふみ」してみませんか?
おすすめ度 1ページ1ページが、まるで1つの作品のようで、ながめているだけで、とても豊かな気分になれる。紡がれることばが、歌の詞のようで、声に出して読んでなくても、耳に心地よいのがわかる。まるで詩をながめているみたい。絵本だけは電子書籍になじまないと思い込んでいたけれど、そんなことはなかった。紙でも電子書籍でも、どちらでも手に取りたい作品。繰り返し読みたい絵本。 上記レビューの提供元:NetGalley(株式会社メディアドゥ) NetGalleyとは、本を応援するWEBサイトです。 |
商品内容
要旨 |
ねこたちのまっすぐな夢と愛がいっぱい!家にいるねこも、街にいるねこも、みんなゆめ見てる。行ってみたい場所、待っている会いたい誰かをもとめて。あたたかいなにかやだれかのゆめを見て、今日も、ふみふみふみふみ。想像する楽しさと身近なぬくもりにふれる、荒井良二初めての「ねこ」の絵本。 |
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出版社・メーカーコメント
行きたい場所、なりたい自分、会いたい人。毎日ねこたちは、まだ行ったことのないどこか、待っているであろう会いたい誰かをゆめ見てる。家ねこも、街ねこも、そして人間も、楽しい未来に思いを馳せて。想像することの楽しさや未来に続いていく希望を、温もりあふれる絵と心地よい言葉で紡いだ、荒井良二初めての「ねこ」の絵本。【あらすじ】大きな家に住んでいるねこのユメ。ユメはいつもゆめみてる。まだ出たことのない街の景色や出会う仲間たちを想像して。街ねこたちもそれぞれゆめみてる。行ったことのない道の先、海や空の向こうの世界をゆめみてる。あたたかいなにかの、あたたかいだれかの。そのむこうにはなにがある?